2007-06-22 第166回国会 衆議院 本会議 第48号
それに何か差しさわりがあれば、横光懲罰委員長と同様、数の力でその権限を奪えばよいではありませんか。 そうして多くの審議を強行し、幾度となく採決を強行してきた。そして、あろうことか、我らが同僚内山議員には余りに理不尽、不節操な処罰まで押しつけてきたではありませんか。何を今さら、今ごろになってちゅうちょをすることがあるのですか。選挙が近づいてきたからですか。
それに何か差しさわりがあれば、横光懲罰委員長と同様、数の力でその権限を奪えばよいではありませんか。 そうして多くの審議を強行し、幾度となく採決を強行してきた。そして、あろうことか、我らが同僚内山議員には余りに理不尽、不節操な処罰まで押しつけてきたではありませんか。何を今さら、今ごろになってちゅうちょをすることがあるのですか。選挙が近づいてきたからですか。
横光懲罰委員長の不信任動議を与党単独で採決し、事実上横光委員長の職務権限を奪った上で、内山君に対する登院停止三十日という動議を可決した。この前例のない暴挙に対して、当然のことながら、河野議長なら、懲罰事案を委員会に差し戻す程度のことはされるだろうとの淡い期待がありましたが、むなしい期待でありました。河野議長は見事に我々の期待を裏切りました。
そして、十九日の本会議において、横光懲罰委員長を差しおいて、単なる理事にすぎない島村君に委員長報告をさせ、これまた与党単独で強行採決をさせたのであります。議員の身分にかかわる重大な問題をかくも軽々しく取り扱う議長は、憲政史上初であります。まさに民主主義の自殺というほかありません。 理由の第二は、巨大与党による問答無用の議会運営を看過し、容認していることであります。
ところが、河野議長は、就任の際に公平公正な運営に全力を傾けると誓われたにもかかわらず、強行に次ぐ強行を重ねる与党のやり方に歯どめをかけるどころか、昨日は横光懲罰委員長に自発的に辞表を出すように迫るという前代未聞の議長裁定を行われました。
与党は、昨日十一時三十分から開かれた懲罰委員会理事会に、突然、横光懲罰委員長の不信任動議を提出し、午後の委員会でこれを可決いたしました。横光委員長の権限を事実上簒奪した上で、自分たちの思いどおりの委員会運営を行おうとしたもので、断じて容認できません。